トレーナー(シスター)活動を生み出す為に、広げる為に何をしたらいいか教えてほしい!

2018年07月01日

「せっかくお金を払って認知症トレーナー(シスター)を取得したのに活動の場がない!他のトレーナーはどうやって活動の場を作っているのか参考にしたいので情報がほしい」という声をいただきましたので、何人かのケースをご紹介させていただきます。

ケース①
自治体のキャラバンメイト資格を習得して、認知症サポーター養成講座で講師役をする。
→けっこうたくさんの会員さんがされている方法がこれです。お住まいのある、また事業所のある自治体の地域包括?福祉課?介護保険課?(※自治体によってメイトを管理する部門が違います)に連絡をして、キャラバンメイトの養成講座の日程を確認し受講する。メイトになれば認知症サポーター養成講座が企画できるので、あなたの動き次第ではどんどん活動ができます。ただサポーター養成講座は原則、無料ボランティアなので報酬はもらえませんが、いろんなトレーナーさんの話を聞いていると、サポーター養成講座で「あの人の話、わかりやすい!」と評判になれば、個人的に自治会や老人会、民生委員さんの集まりから依頼が来るので、そこでは報酬がもらえるので、まずは無料でもいいからサポーター養成講座をやってアピールすることが大事です。

ケース②
直接、地域の老人会やサロンなどに赴き、チラシを渡してアピールする。
→これもやっている会員さんが多いです。介護施設で働いていると、利用者さんから地域のサロンの話を聞くことも多いので、自然と情報が入ってきます。地域のサロンはネタに困っているところも多く、依頼に繋がることも多いです。ただ個人で行くと怪しまれることもあるので、事業所の地域啓発活動として行く会員さんが多いです。

ケース③
友人(知人)の勤務する介護施設で研修の機会を作ってもらうようお願いする。
→これも多くの会員さんがやっている手法です。元々、自分の友人や知り合いに頼むので、地域で飛び込み営業することに比べたら、さほど勇気もいらないし、実際に研修をさせてもらえる可能性はかなり高いです。とは言っても、初めから「○○施設の職員研修会」というきちんとした形ではなく、「○○施設の有志の勉強会」みたいにして、2人でも3人でも聞いてくれる人がいれば開催したほうが、次に繋がります。小さな活動の積み重ねが、結果として実を結ぶことになります。

ケース④
キッズ向け紙芝居の場合、学童保育に直接赴き、アピールする。
→小学校は年間教育プログラムがしっかり出来ているので、PTAなどの繋がりがないとなかなか上手くは入れませんが、学童保育は直接、飛び込みで行く会員さんも多く、実際、そこで紙芝居をやらせてもらったという声はよく聞きます。

ケース⑤
国でおこなわれている認知症介護指導者養成研修に行く。
→上の3つに比べるとかなりハードルは高いですが、「もっと学びを深めたい」と認知症介護指導者になった会員さんは10人近くいます。認知症介護指導者になれば、県で開催される認知症介護実践者研修、リーダー研修で講師役を務めることになり、結果、県内の介護職とたくさん繋がれるので、受講生が勤務する施設から直接、研修依頼を受けることも多いです。

ケース⑥
ご近所にチラシをまく。
→まず近くの公民館を「認知症勉強会」などの名目で予約します。そして日程をいれたチラシを作成・印刷し、ご近所のポストに入れてまわる。実際、600枚印刷し、600軒のポストに入れて回ったというトレーナーさんがいて、当日、10名ほどの人が来てくれたそうです。そのあと、口コミで広がり、今は自然と依頼がくるようになったそうです。

以上、6つのケースをあげましたが、いずれも”やろうと思えば誰でもできることばかり”です。
結局は自分で動いた者だけがチャンスをつかみ取ることが出来るのかなと思います。

きらめき介護塾では、皆さんがつかんだチャンスをモノにできるように「伝わる作品」づくりにこれからも取り組んでいきますので、皆さんもチャレンジしてみてください!!



 
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