守破離…
《1人の100歩より、100人の1歩をカタチに》
《介護職に世の光を…から"介護職を世の光に"へ》
きらめき認知症シスターの山川洋子さん(奈良)が、デイサービスで紙芝居を使いながら、呼吸のトレーニングとふくらはぎの運動を♬
本人の投稿を読みながら、学びを活用する素晴らしさを教わりました!皆さま、ぜひ原文を読んでみてください*\(^o^)/*〜
きらめいてます(^○^)
山川洋子さんのFacebookはこちら↓
https://www.facebook.com/tenn04
以下、山川洋子さんの投稿(2022.11月)、原文そのまま掲載…
デイサービスで、紙芝居を使いながら、呼吸のトレーニングとふくらはぎの運動をしました。
東成区の75歳の人に集まってもらったら?
城東区の85歳以上の人に集まってもらったら?
皆さんには、
答えを考えたり
手を上げるのも運動だよ!と伝えて参加を促す。
良く聞いて考えて手を挙げる。
海馬の位置や視覚野の辺りを自分たちで確認してもらいながら伝えていく。
再び
ものを見るのはどこ?と質問をしたら
目を指す人や
耳の横を示す人
後頭部を両手で抱えるように、ここだよと教えて下さる人様々。
これは何かな〜?
頭の中で考えた!
じやあ、
「考える所はどこかなあ?」
これは皆さん、前頭葉があるおでこ周辺に手を置き私に「ここだよ」と教えてくださった。
そこで呼吸のトレーニングをしてみた。
鼻からゆっくり息を吸い込むと自分の体がどう動くかを確認してみた。
次々に色んな感想が聞かれる。
認知症がある方も
鼻から息を吸い込むと
背筋が伸びたわと話される。
これには他の利用者さんもまさかこんな風に的確にお話しが出来るとは思っていなかったみたい。
また他の人は
鼻の奥にスンっと空気が入っていく気がしたと話してくださった。
右の鼻からだけ酸素を吸い込む練習をしたり
左の鼻からだけ酸素を吸い込む練習をしたり
利用者さんの口々から聞かれる言葉
自分の体とこんなに向き合ったことはなかった!!と
私の狙い通りトレーニングは進んでいる。
緑の葉っぱの話になり
皆さんそれぞれに緑の葉っぱを一つずつ教えてもらう。
(その間にふくらはぎのストレッチを挟みながら)
またまた頭の中の話に戻りながら
「ものを見るのはどこだった?」と質問してみる
皆さん間違えずに後頭部をトントンと叩いて知らせてくださったり
後頭部を抱えてくださった。
全員正解(笑)
笑いながら伝えると
誰彼となく拍手が起きた。
記憶に聞いてみよ?
「さてどこに聞いたのかな?」
この質問には、皆さんが耳のあたりを触って私にアピールしておられた(笑)
記憶をうまく取り出せなくなる事で困ったと思う場面がある。
間違った行動を見て見ぬふりするんじゃなくて、
間違っても良いんだよ。
大丈夫、一緒にやろうよ!
だとか
その人が間違わないように安心して参加ができたり、安全に過ごせる為のちょっとした思いやりが大事だよとお伝えしながら、
足を動かしたり呼吸を整えたり緑のものを想像したりと様々なトレーニングを挟み込む。
誰もが色んな病気や困りごとを抱えて生きている。
その中に認知症の人もいる
ガンを患ってる人もいる。
夜眠れない人もいる。
大丈夫、大丈夫
みんなちゃんとわかっているからね!
みんな大事な仲間なんだよと言える場所にしていきましょうね!と締めくくった。
利用者さんたちの熱を帯びたありがとうの言葉と拍手を頂いた。
私なりにアレンジした認知症の方への関わり方バージョン+プチトレーニング。
30分の集団体操は大成功でした♥
私も良い汗かいた~♥
#きらめきシスター
#認知症かみしばい