山川洋子さん(奈良)が、紙芝居を使って認知症のお話を♬

きらめき認知症シスターの山川洋子さん(奈良)が、紙芝居を使って認知症のお話を♬
お話を聞いた方からいろんな質問が(゚o゚;;紙芝居をきっかけにコミュニケーションが生まれる、大事ですね〜きらめいてます(^○^)

以下、山川洋子さんの投稿、原文そのまま掲載…
大阪市城東区にて雨が降りしきる中、20人を越える方が参加してくださいました。
『認知症予防編』がメインとのこと。

運んでくださった方に少しでも正しい情報をキャッチして頂きたい。

予定では30分でスライドを終えるつもりでした。でも、皆さんのノリのお陰でかなり時間を使ってしまいました。

『新しいことにチャレンジする』と言う下りでは、身を乗り出して聞いてくださる方もちらほらみられましたが、記憶を取り出して(思い出して)何かしらメモに残す!と言う下りはPTさんにヒットしたようです。

年甲斐もなくなんて言わないの!(笑)
ここの下りでは、認知症のある女性とその女性をずっと見守って来られた男性が徐々に恋愛に至ったと言うハッピーなエピソードを一つお伝えしました。

意外と皆さん、口元を緩め優しい笑顔で聞いてくださっていました。

中には
『自分が認知症だと診断されたらどうしよう?』

『認知症になったら漫才とか落語を聞いても笑わなくなる?』と言う質問もありました。

ある男性が認知症と診断されたけれど、震災復旧のボランティア活動に参加されたり、認知症キャラバン活動にも参加されているお話しもしました。

認知症があっても冗談がわかる人も、そうじゃなくなる人もいます。

これはどんな障害がでるかわからないから、一概に漫才や落語が楽しめなくなる訳じゃない。
でもわからなくなる人もいる。

肌の色が違ってる
男性女性バイセクシャル。
年寄り若者。
体が不自由か不自由じゃないか。
何も変わらない。
みんな他人事じゃないんだよ。
みんながなるかもしれないし、ならないかもしれない。
人と違うことを怖がるのではなく、ちゃんと理解すること。
『認知症』は忌み嫌う為のものではなく「ああ、そう言うことなんや。おたがいさんやん」って言いながら必要に応じた支えや環境が大事なんだってことをお伝えしました。

お互いの助け合いが当たり前にあると、皆が住みやすくなるんだよ🎵

一番手前に座ってくださった方から 「良く城東区に帰ってきてくれはったね、ありがとう」と嬉しくなるような暖かい言葉と握手を頂きました。

私が生まれ育ってきた懐かしい町にちょっとだけ恩返しができたかな?

最後になりましたが、
私にこのような有難い場所を作ってくださった、東大阪病院様には感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。