きらめき認知症シスターの山川洋子さん(奈良)が、デイサービスの利用者さんに紙芝居を使って認知症のお話を♬
聴いてくださった方がこんな嬉しい感想を。
スタッフが学ぶことはもちろん大事ですが、ご本人こそが自分の中で起こっていることを一番知りたいのでは。これから先、ご本人に寄り添い続けることが出来る現場の職員さんだからこそ伝える役割を担える…彼女の投稿を読みながら思いました。
以下、山川洋子さんの投稿、原文そのまま掲載…
午後からの認知症紙芝居は
「基本のき!」関わり編でした。
何名か実際にアルツハイマー型認知症の方がいる中での話だったので、かなり気を遣う話しになるなあと思われました。
「ご飯まだ?」の下りでは
「ああ、それは俺だよ!お〜れ😊」と笑わせて下さったり、
お財布やお金が無くなればどうなる?の下りでは
「やりきれねぇよ〜」
「探さないとアカン思って狂うようになりますわ」
何も言わず、お尻や胸のポケットを探る人がいたり様々でした。
中には必死でメモをとる方もいました。
関わり方はスタッフ向けかな?なんて思ってはいましたが、実はご本人達が一番知りたくて、一番理解してもらいたい話だったのです。
エンディングノートは できませんでした。
なぜなら皆が「認知症」に対する様々な思いで語り始めたからです。
なかには涙を流され
「認知症になって、皆さんに迷惑をかける日が来るかも知れません、
皆さんに嫌われるくらいなら死んだ方が良いと思いました。
でも、実際にアルツハイマー型認知症だよ!と話してくれたこの人、
この人は私となんら変わりはしません。
私は年寄りでこの人のお役に立つような事はできませんが、せめて仲良くさせてもらいたいわ」と
話して下さいました。
周りの方も皆「ささえあって頑張りましょ!」と
励ましあっていました。
スタッフからは賛否両論あるかと怯えていましたが、
終礼で「利用者さんの様子を見ていたら、またやらなきゃダメよ!」って言ってくれました
はい✨頑張りますわ