守破離…
《1人の100歩より、100人の1歩をカタチに》
《介護職に世の光を…から"介護職を世の光に"へ》※
きらめき認知症シスターの下猶好恵さん(三重)が、職場で認知症研修を♬
介護に携わる専門職として、自身の学びを周りに伝えていくこと、大事ですね〜
きらめいてます(^○^)
下猶好恵シスターはこちら↓
http://kirameki.or.jp/kaiin/profile/1035
以下、下猶好恵さんの投稿(2024.11月)、原文そのまま掲載… ※イラストはイメージです^ ^
先日、県の指導監査が無事に終わった。特に指摘事項なしでホッとしている。
続いて昨日は「認知症フォーラムinみえ」の運営支援。家族の会世話人として参加し、とても良い気づきをたくさん得たので職場の研修会で伝達した。
また、集まった30名の職員に「認知症の理解と関わり」をシェア。事務員、看護師、介護職がデイサービス、グループホーム、特養、身障施設、小多機から。
【フォーラムの報告】
・認知症基本法について〜共生社会の捉え方〜推進するのは私たち生活者
・マックスバリュ東海の思いやりレジ、鈴鹿のスローショッピングの取り組み
・丹野智文さんの講演「認知症ご本人の思い〜笑顔で生きる」
・シンポジウムで印象に残ったこと
私が伝達研修した内容で、今夜の参加者のアンケートの中には「認知症を予防するというより認知症に備えるという考えが良いと思った。今を生きることを大切にしたい」と書いてくれた人が数名いた。いつ誰がなるかもしれない認知症に対して、地震に備えるような感覚で周囲の人や仕事を大事にする。生活を不便にしないためにスマホを使いこなしておく。今できることはたくさんある。
介護職員でも「認知症のことを理解していなかった」という感想を持つ人は多い。ストレスや不安が症状を進行させてしまうこと、安心がいかに重要か再認識したというコメントは嬉しかった。
最後にグループワークをした。
自分が認知症になり1人で買い物に行けなくなったとしたら、地域のパートナーとどこに何を買いに行きたいか。どのようなサポートを望むか対話をした後、「あなたにとって買い物とは?」と問いを。想像以上に答えが返ってきた。楽しみ・リフレッシュ・冒険・生きること・めんどくさい家事・選択の機会・生活そのもの・気分転換・外出、、、。
参加者は自分とは違う答えに耳を澄ませ、驚き、笑い、頷き、表情を緩ませた。
私自身、アウトプットの時間を得ることで学びを定着したり広げたりできたので満足である。今夜のお酒はしみじみと美味しかった。
※糸賀一雄氏…「この子らを世の光に」から援用。。